バレンタインの日の一番古い記憶

お菓子

バレンタインの日の一番古い記憶は、中学校一年生の時。

 

学校ではもちろんチョコの受け渡しをして先生に見つかると大変なことになるので、部活動が終わると大急ぎで帰り支度をして、自転車を精一杯早く走らせて家に帰りました。

 

実はその前日に、ショッピングセンターやスーパーのチョコ売り場を約1時間もうろうろとして、お目当てのチョコが無いかと探しました。中学生の少ないお小遣いで買うには、価格的に安いものを探さなければならず、自分の好みのものを見つけるのは至難の業でした。

 

売り場も店によって様々で、ショッピングセンターの売り場がその辺では一番広かったのですが、それでも最近の売り場ほど華やかでもないし、広くもないし、種類もそれほど無かったので結局見つけられませんでした。






 

義理チョコ

ちょうど本命チョコ以外に義理チョコが出始めた頃で、『義理です』などと書いたパッケージのチョコレートがまだ異色な感じがしたのを覚えています。

 

なので、義理チョコの種類もそれほどなかったように思います。「こんなチョコレート誰が買うんだろう?」って思っていました。

 

でも、義理チョコはお手頃な値段のものがほとんどだったので、自分が買おうと探していたのは本命ですが、つい目が行きました。

 

とにかくどうしたらいいか決めかねて考えているうちに、小さいチョコを送るぐらいなら手作りしたら良いのではないかと思い始めました。
というのも、家には小麦粉も砂糖もショートニングも常備してあったから、「この際チョコレートにこだわらずクッキーでもいいんじゃないのか!?」という風に考えたんですね。

 

いくら売り場をうろうろしていても買えないものは買えないですから・・・。

 

思い出続く クッキー作り