頑張った甲斐の末

翌朝、睡眠時間が少ないけれどいつものように目覚め、学校に出かけました。

 

いつもと何一つ変わらない時間の流れに祖父が亡くなったとは思えませんでしたが、放課後、そのことを皆に話し、バレンタインの日には部活に出られないことを伝えました。

 

そして、男子全員に一日早いバレンタインの義理チョコを渡しました。

 

大きなチョコじゃないので、見た目にはそんなにすごくないと思ったのですが、パルミエはパイのように何層にもなってできていて、普通の型抜きクッキーやアイスボックスクッキーよりも難しそうに見えたみたいで
「これ、手作りか?」と先輩

 

「ハイ。そうです。昨日夜遅くまでかかったけど、頑張って作りましたよ。」と言うと

 

「すげ〜!こんなの作れるのか!?お前なかなかやるな〜。」

 

と驚きとお褒めの言葉をもらうと、「夜遅くまで諦めずにがんばって作った甲斐があったなぁ。」と心が温かくなりました。

 

同級生達にも、「お菓子作るの上手いなあ。」とか

ケーキ

「おいしかったよ。ありがとう。また作って!」
と言われると、あんなに辛かったことはつい忘れて

 

「うん。いいよ。来年またつくるね。楽しみにしていて!」と言っていました。






 実は作る前、義理であげるチョコレートなんて面倒だし、無意味だと思っていました。まさかこんな風に喜ばれたり、褒められたり、感謝の言葉をたくさんもらえたりするとは思ってなかったので本当に嬉しかったですね。

 

 さてその次の日、祖父へのチョコをたくさんの花とともにプレゼントしてお別れしました。甘いものが大好きだった祖父
。生きている時に渡せたらどんな言葉をかけてくれたのか聞きたかったですね。先輩後輩に好評だったのだから、きっと『うまい!!!』と言ってくれたに違いないです。

 

それ以来、本命チョコはもちろん、義理チョコも手作りするようになりました。会社に入ってからも上司や同僚に手作りしていました。
ただ、結婚してからは手のかかるものは作らなくなってしまって、最近ではちょっとリッチなチョコを買ってプレゼントするようになっています。

 

今年はどうしましょう?最近のバレンタインは本当に種類が豊富で珍しいものやおいしいものも多いので買いたくなってしまいますが、いろいろ思い出しているうちに作りたくなってきました。昔のように『おいしかったよ〜!』って言われる手作りしてみようかしら・・・?

 

追伸、、、

 

父親をみて最近感じたのですが、頭皮湿疹の薬メディクイックというものがあります。

 

テレビでよくCMをみますが、頭皮のフケ、かゆみにお悩みなら試してみるのもいいかも。

 

普段から頭皮を清潔にするシャンプー(ノンシリコンがお薦め)でスキンケアしていれば問題ないですが、ついつい不規則な生活や
ストレスで頭皮が乱れてしまったら、こういったお薬で治すのもいいかも。

 

薬の第二類もインターネットで購入可能になりましたしネ。