クッキーできた!

なんとか出来上がったクッキーでしたが、この後どうやってラッピングするか考えるのを忘れていました。

 

ラッピングの素材を買うのは簡単ですが、買いに行くには遅すぎだったし、家族には知られたくなかったので頭をフル回転させました。

 

とにかく、家にある包装紙を探し出し、中でも可愛いものを見つけるのに必死でした。

 

ありがたいことに、私の母はリサイクル大好きで、かなりの包装紙がたまっていたので、バレンタインらしい赤地に可愛い模様の入った包装紙を見つけることができました。

クッキー

しかし、そのままクッキーを包むわけにはいかないので、ここでラッピングは行き詰ってしまいました。

 

ふと、本棚が目に入り「あっそういえば!」と思い出したことがありました。
何の本だったか忘れましたが、母が読んでいた実用的な雑誌の後ろのほうに『自分で作れるプレゼントの入れ物』というページがあったと気づいたのです。

 

一冊一冊ペラペラとめくって探しているとありました!

 

早速読んでみると材料は厚めの紙と包装紙、そしてハサミと糊とコンパスと定規があればできることがわかりました。
包めないなら、もうチョコをあげるのをやめようと思っていたので「やったー!これであげられる」と急いでその本のとおり作り始めました。






どんな形かというと『ピロケースタイプ』という立体的なもので、製図を正確に作らないとちゃんとした形にならないので、完成までに時間がかかりました。
それに、入れるクッキーのサイズに合わせて説明文に書いてあるものをサイズ変更したので、計算しながら厚紙に形を書きました。

 

ようやく製図を書き終えても、次は切り取り線をゆがまないように切らなければならないし、綺麗に切れたとしても、折り線をずれないように折らなければならないし、折るところまで成功しても、その厚紙に包装紙を綺麗に貼らないといけません。

 

一枚目の厚紙は折り曲げるまで綺麗にいったのですが、貼った紙が汚れてしまい、やり直すことになりました。
二枚目は折り曲げた時にうまく形にならず三枚目でようやくステキな『ピローケースタイプボックス』ができました。

 

クッキーを作るよりも難しかったかな?と思うくらいです。

 

決して不器用なほうではなかったけど、算数でやるような計算とかコンパスでの作図を実際に使ってやるというのは結構面倒でした。

 

ちょっとした算数テストの応用をやっているような気がしました。コンパスなんて生活に関係ないと思っていたので、まさかバレンタインの時に役立つとは思ってもいなかったですね。
そして出来上がった箱に、厳選したクッキー6枚をラップに包んで入れました。箱を閉じると立派なプレゼントに見えました。

 

何時間もかかって作り終えたプレゼントにメッセージを一言と名前を書いて自分の部屋へ持って行きました。
プレゼントを作った次のひは・・・